シャンプーって何が入ってるんだろう?
考えたことってありますか?
私は考えたことありませんでした。
シャンプーってただ頭を洗うだけなのに、本当にいろいろなものが入ってるんです。
原料をみると何がなんだかわからない成分がたっぷり。
「お店で売ってるから大丈夫だろう」
わからないまま漫然と使っていました。
私にはこれが良くなかったんです。保存剤や有害化学物質がたっぷり。
この記事では、シャンプーの真実について掘り下げています。
子供に使っても安全なシャンプーも調べたので、ぜひご覧ください。
某通販サイト売上げTOP10のシャンプーを調べてみた
一番多かったのが洗浄成分は「ラウレス硫酸Na(ナトリウム)」。
「ラウレス硫酸Na」は、PRTR制度の対象となっています。
第一種指定化学物質
①人の健康を損なうおそれがあるもの
②動植物の生息もしくは生殖に支障を及ぼすおそれがあるもの
③オゾン層を破壊し、太陽紫外放射の地表に到達する量を増加させることにより人の健康を損なうおそれがある物質 (市民ガイドブック)
ざっと調べたけどなんだかピンとこない。
他にどんな物質がPRTR制度の対象なのかなと思ったら・・・水俣病のメチル水銀やイタイイタイ病のカドミウムが登場。
これってやばくない?やっとピンと来ることができました。
「ラウレス硫酸Na(ナトリウム)」とは
シャンプー分野ではあまりに有名すぎ、また各所で紹介されているため、ラベル等を見ると「ラウレス硫酸Na」が使われていることがわかるのですが、PRTR制度のリストでは
「ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル(アルキル基の炭素数が12から15までのもの及びその混合物に限る。)」と記載(たぶんこの名称であってるはず)。
これは不親切
シャンプーの表示は厚生労働省、PRTR制度は経済産業省とTOPが違うからこんなことが起こっているのか・・・。困ったものです。
「ラウレス硫酸Na(ナトリウム)」入りのシャンプーが売れる理由
CM効果以外の何物でもありません。
知っている人だけが違う選択を、知らない人は健康を搾取され続けています。
そして「ラウレス硫酸Na」以外にも微妙は成分はいっぱい。
ひとつづつ調べるのって、正直
やってられません
「石けん」との出会い
もんもんとしていた私が出会ったのは「石けん」シャンプー。
なぜ石けんシャンプーに目を付けたかというと、「石けん」成分しか入ってないので、余計なことにわずらわされず使うことができるからです(と思っていました)。
「石けん」であることを示す表示は「石けん素地」「カリ石けん素地」「ヤシ油、水酸化K(カリウム)」など。
ところが石けんシャンプーにも保湿剤や防腐剤が・・・。
「石けん」シャンプー=「絶対に大丈夫」
ではないみたいです。
それならどうしたらいいのでしょう?
良さげなシャンプーをひとつずつ調べていくしかありません。
気の遠くなる作業ですが、自分と子供の体は自分で守らなければ!
子供に使っても安心。おすすめシャンプー
書籍を読みあさりネットで補強して、今の私なりのこれならば、をピックアップし、企業姿勢的なものに惹かれる会社を選びました。
無添加せっけんシャンプー泡タイプ(シャボン玉石けん)
無添加 泡のせっけんシャンプー(ミヨシ石鹸)
シャボン玉石けんのシャンプー
石けんの雄とくればシャボン玉石けん。
成分:水、カリ石けん素地
とてもシンプルです。
天然の保湿成分「グリセリン」が残った石けんに仕上がっているそう。
それはじっくり時間をかけた「ケン化法」で作っているから。
シャボン玉石けんの社長さんは、昔、原因不明の湿疹に悩んでいたのですが、無添加石けんに変更したところ湿疹が回復したというエピソードを持っており、紆余曲折ありながらも無添加石けんへの情熱を捨てなかったという熱いエピソードの持ち主だそう。
石けんメーカーのパイオニアとして信頼のおける会社かと思います。
無添加せっけんシャンプー泡タイプ (520ml) (Amazon)
ミヨシ石鹸のシャンプー
続いてミヨシ石鹸。
使うブランドを一本化すると万が一の時に困るかなと探しました。
成分:水、ラウリン酸K、ミリスチン酸K、ヒマシ油脂肪酸K、パルミチン酸K、ステアリン酸K
≒「水、カリ石けん素地」?
「ヒマシ油脂肪酸K」をあえて表示してるのがよくわからないのですが、「植物由来のひまし油配合」とあるのでそれのPRかと。
無添加 泡の石けんシャンプー (500ml) (Amazon)
アンジーナの石けんシャンプー
こちらはトラベル用のみ使用。
出先だと石けんシャンプーはまず置いてないので、用意して行きます。
シャンプーは開封しなければ3年もつよう製造されているので、購入後2年とみてトラベル用は常に数本ストックしています。
アンジーナの石けんシャンプーは「開封からは、なるべく4ヶ月以内に使い切っていただきますよう、お願いいたします」となっているので、出先で使用後の余ったシャンプーは自宅で使い切ります。
成分:水、ヤシ脂肪酸K(ヤシ油/洗浄剤)、パーム核脂肪酸アミドDEA(パーム椰子果実の核油/乳化剤)、グリセリン(ヤシ油・パーム油/保湿剤)、ツバキ脂肪酸K(ツバキ油/洗浄剤)、ツバキ種子油(ツバキ種子/保湿剤)、クエン酸(甘藷澱粉・タピオカ澱粉・脱脂米糠/pH調整剤)、クエン酸Na(クエン酸・岩塩/pH調整剤)、ベタイン(ビート糖/保湿剤)、エタノール(さとうきび/基剤)、ココイルアルギニンエチルPCA(ヤシ油・タピオカデンプン・サトウキビ/保湿剤)
「水、〇〇油脂肪酸K(カリウム)」が、石けんであることを示しています。
添加物はたっぷりなのですが、全て天然成分らしいので良しとしました。
石けんシャンプーの使用感
うちの子供は、基本は石けんシャンプー しか使っていません。
沐浴時代が終わった後、ベストなシャンプーを選ぶまでは湯シャンで通し、石けんシャンプーを見つけてからはシャンプーのみ。リンスは使っていません。
まとまりが悪いな~と思う日もありますが、いつの間にかキューティクルばっちりのさらさらヘアに戻っています。
まだ頭皮が弱っておらず、汗をあまりかいてないときは湯シャンの日もあるので、洗う力が強いと言われる石けんシャンプーとバランスがとれているのかもしれません。
感想
シャンプーって温度の高い風呂場で使われるから特に経皮吸収されるのに・・・。
会社の利益ではなく消費者の健康を考えてくれる会社がもっと増えたらいいのに・・・。
私も試行錯誤ではありますが、皆様の判断のひとつになればとこの記事を書くことにしました。
参考になれば幸いです。
※上記の情報は全て管理人独自の調査に基づくものです。皮膚トラブル等は責任を負いかねますのでご了承ください。