うちの子供は、基本は石けんシャンプー しか使っていません。
そもそもの始まりは、沐浴時代が終わる頃の「シャンプーって何を使ったらいいんだろう?」から。
読んだ中から参考になった本だけをピックアップして紹介します。
押さえておきたい3冊
シャンプーについて気になるけど読む時間なんてない!
シャンプーについて気になるけどどの本がいいのかわからない・・・
そんな方はこの3冊をどうぞ!(マンガもあるよ)
1.石けんと合成洗剤 50のQ&A
あなたが使っている洗剤や柔軟剤が、実はアレルギーの原因かも!?
話題の洗剤問題。
石けんの基礎知識。
合成洗剤の問題を石けんと比較する!問題になる化粧品。
石けんとうまくつき合うために。
石けんと合成洗剤の問題を50のQ&Aでわかりやすく解説します。
(Amazon・楽天紹介ページより)
「石けん」「合成洗剤」の歴史・安全性
感想・お知らせ
洗剤・環境科学研究会という団体の方が書かれただけあって、「石けん」「合成洗剤」の安全性を中心とした情報を知ることができました。
私はこの本を読むまで「石けん」と「合成洗剤」の違いすら知らなかったので、手や髪を洗うものに区別があるなんて知らなかったという人には全員に読んでもらいたい1冊です。
大げさでも何でもなく、私はこれを読んで世界が変わりました。
店頭やネットで「石けん」がどんな扱いを受けているのか・・・残念でなりません。
2.出口のない毒 経皮毒-シャンプー・リンス編-(マンガ)
羊水が『シャンプー』の匂い!?
数十年前はほとんどなかった、子宮内膜症や子宮筋腫。
今日本で、婦人科系の病気が急増しています。
それらの原因のひとつと言われる、シャンプーやリンスの化学物質。
お風呂では身体が温まり、毛穴が開いている為、経皮吸収率が高まります。
見た目やCMに惑わされず、安全な製品を見極められる『賢い消費者』を目指しませんか!?
(美健ガイド社HPより)
感想・お知らせ
いわゆる普通のシャンプーを使い続けるリスクをマンガでわかりやすく知ることができました。
子供向けとしてわかりやすく簡潔なので、入門書としてかなりいけてます。
オススメのシャンプーは書いていないのですが、それは次の「石けん・合成洗剤編」を読めばわかるよ~ということかと思います。
3.出口のない毒 経皮毒−石けん・合成洗剤編−(マンガ)
合成洗剤と石けんの違い!
石けんは天然の油脂と苛性ソーダや苛性カリを反応させて作ったもの。
その他は全て合成洗剤、石油が使われています。
安くて便利に思える、『合成洗剤』。
しかし合成洗剤で洗ったあとの『白さ』が、胡麻化しだとしたら…。
そして誤魔化しのために使われている化学物質が、発がん性を疑われているとしたら…。
「どれを買えばいいか分からない…」簡単に見分ける方法が漫画の中に!
(美健ガイド社HPより)
感想・お知らせ
一見値段の高く、使い方が面倒に思える石けんについて、そんなことないよ〜使いやすいよ~ということをわかりやすく書いてありました。
合成洗剤との比較マンガなのですが、シリーズ本ということで、「シャンプー・リンス編」とセットで読むのがおすすめです。
より深い知識をつけたい方へ
経皮毒-皮膚から、あなたの体は冒されている!
日用品が毒になる!!
あなたは、さまざまな有害化学物質を毎日、皮膚から体内に取り込んでいる。
化粧品、合成洗剤、シャンプー、歯みがき剤、そして食品中にも多くの有害な化学物質が含まれていて、アトピー、ガンなどの病原といわれている。
本書では、その自然排泄のしかたと予防法を教える。
(Amazon・楽天紹介ページより)
有害物質が体へ与える影響
感想・お知らせ
200ページ以上の濃い内容の本でした。
ありとあらゆる日用品について、実はこんな危険な有害物質が入っていたんだ!と、上記の「石けんと合成洗剤」の本を読んだとき以上の衝撃を受けました。
また、有害物質が皮膚から吸収される危険性を学ぶことができました。
なっとく!のシャンプー選び
「無添加」「自然派」なら安心・安全か?髪と地肌の仕組みは?成分表示をどう読むか?
買う力、買わない力を身につけよう。
(Amazon・楽天紹介ページより)
シャンプーの売上と宣伝費の関係
シャンプーの表示方法
シャンプーの原料の値段
有害物質が体へ与える影響
感想・お知らせ
主流のシャンプーに異をとなえる形式の本なのですが、情報の偏りを感じることはありませんでした。
上記の「石けんと合成洗剤」を読んだときにもあった、広告費関連の話題が楽しめました。
メーカーに問い合わせした内容も掲載されており、シャンプー販売がいかにコストがかかっているかを知ることができました。
番外編
最後になりましたが、シャンプーを調べているとよく出てくる「ラウレス硫酸」「PRTR制度」は次の資料が大元です。
市民ガイドブック
このガイドブックは、PRTR制度によって知ることができる化学物質の排出・移動情報を読み解いて、化学物質に関する理解を深めていただくための本です。
感想・お知らせ
私は、PRTR制度のページと、第一種化学物質一覧しか読んでいません。
ややこしかったですが、やはりいろいろな資料の基になっているものなので勉強になりました。
化学物質一覧についてもあまりの訳のわからなさにがく然としてしまい、PRTR制度と消費者の間を埋めてくれる「市民ガイドブック」の存在に意義を感じることができました。